|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 高 : [たか] 【名詞】 1. quantity 2. amount 3. volume 4. number 5. amount of money ・ 雄 : [おす] 【名詞】 1. male (animal) ・ 重 : [おも] 1. (adj-na,n) main 2. principal 3. important ・ 巡洋艦 : [じゅんようかん] (n) cruiser ・ 艦 : [かん] 1. (n,n-suf) warship
高雄(たかお/たかを)は、日本海軍の重巡洋艦〔#達昭和2年6月p.41『達第八十六號 補助艦艇製造費ヲ以テ昭和二年度ニ於テ建造ニ着手ノ一等巡洋艦二隻ニ左ノ通命名セラル|昭和二年六月二十三日 海軍大臣岡田啓介|横須賀海軍工廠ニ於テ建造 一萬頓級巡洋艦 高雄タカヲ|呉海軍工廠ニ於テ建造 一萬頓級巡洋艦 愛宕アタゴ』〕〔#幕末以降帝国軍艦写真と史実p.125『高雄(たかを)【二代】 艦種 一等巡洋艦|艦名考 初代「高雄」の項参照(p.44)』〕〔#高松宮日記2巻318-319頁『五.艦種 一等巡洋艦なり。現時我海軍には此同型艦は那智、妙高、羽黒、足柄、高雄、愛宕、摩耶、鳥海の八艦あり。倫敦會議に於て問題の中心となりし二十糎砲搭載一萬噸巡洋艦とは斯種軍艦を謂ふ。』〕。一等巡洋艦高雄型の1番艦である〔#艦艇類別等級(昭和12年12月1日現在)p.1『艦艇類別等級表|軍艦|巡洋艦|一等|高雄型|高雄、愛宕、鳥海、摩耶』〕。 == 艦名 == 高雄 (軍艦)の艦名は日本の軍艦に幾度か採用されており、江戸時代の秋田藩所有蒸気船「高雄丸(第二回天丸)」、イギリス建造運輸艦「高雄丸」、国産初の巡洋艦「高雄」、天城型巡洋戦艦3番艦「高雄」がある。京都府の高雄山に因む〔#幕末以降帝国軍艦写真と史実p.36『高雄(たかを)【初代】 艦種 巡洋艦 二檣(戦闘檣あり)|艦名考 名所の名(山城國葛野郡高尾)に採る、高尾は清瀧川の中流西岸に在り、古書高雄も作る。艦名には此の高雄の字を選ばれたるなり、此地秋日黄葉の幽賞を以て世に聞ゆ、詞人は高尾・槙尾・梅尾の勝地を以て之を三尾と稱し、又三雄とも謂ふ。(略)備考 尚ほ此の外に幕末に「高雄」なる運送船あり、同船は船材鐡、排水量1,191頓、明治2年英國に於て建造、原名「シナンジング」、同年7年10月18日購入、高雄丸と名けられ、同13年3月25日除籍』〕。本艦および高雄型2番艦「愛宕」は、ワシントン海軍軍縮条約によって建造中止となった天城型巡洋戦艦3番艦「高雄」、同型4番艦「愛宕」の艦名を受け継いでいる〔#達大正13年4月p.9『達第四十號 軍事補充費ヲ以テ建造スヘキ左記軍艦ノ建造ヲ取止メラル|大正十三年四月十四日 海軍大臣村上格一|記 戰艦 土佐、紀伊、尾張|巡洋戰艦 天城、高雄、愛宕』-『達第四十一號 艦艇類別等級表中戰艦ノ欄ヨリ「土佐」、「紀伊」、「尾張」ヲ、巡洋戰艦ノ欄ヨリ「天城」、「高雄」、「愛宕」ヲ削除ス|大正十三年四月十四日 海軍大臣村上格一』〕。 本艦の艦内神社は京都護王神社〔#高松宮日記2巻150頁『十月二日 午前、機能調査などする。午后、一時四十五分より高雄神社のお祭りをする。本家の護王神社から神官がきてやつた、それがもと侍従の小松〔小松行一〕だからおかしかつた。この五月に護王神社へかわつたのださうだ。諸競技の賞品授与式や奉納仕合あり。(以下略)』〕〔#高松宮日記2巻318-319頁『軍艦高雄案内』より『一.艦名の由来と祭神 初代高雄の名を襲ひたるものなるが抑も此高雄の名は京都高雄山に因みしものなりと拝察す。艦内に鎮座しある高雄神社には高雄山に縁故ある京都護王神社の祭神たる和気清麻呂公の御分霊を奉祀す』〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「高雄 (重巡洋艦)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|